人事塾講師からの“ひとこと”
皆さん、 “良い人事制度” とは、どんな制度でしょうか。

社員をやる気にさせ

社員がどんどん成長し

結果として素晴しい業績を上げる
という人事の仕組みですね。
「何を言っているのだ。この厳しい時代に簡単に業績が上げられないから、困っているのだ」
そのとおりです。
ところが、できるのです。あなたの会社に10人の営業社員がいるとします。そして、
全体の売上が前期比90%まで落ちているとします。
組織には、3:4:3の原則というのがあって、その成果を分析すると次の通りになります。
A:優れた成果を出す社員(3割) ……………… 前期比110%
B:普通の成果の営業社員(4割) ……………… 前期比90%
C:成果の上げられない営業社員(3割) ……… 前期比70%
企業全体で見たら、前期比90%ですね。しかし、その中にも前期比110%を出す社員が3割いるのです。
では、その成果を上げている3割の社員はどのようなやり方をしているのでしょうか。
ただ頑張っているだけではありません。
そう、本人は気づいていないかもしれませんが、間違いなく成果の上がるやり方をしています。
成果の上がっていない社員は成果の上がるやり方をしていません。それだけです。そして、成果が上がらないから意欲が出なくなる。経営上の経験則です。
そのために、成果を上げるやり方を見つけ出し、全社員に共有し実行させることです。つまり、全社員に成果の上がるやり方をさせるのです。(人事塾では、これを評価シートに落とし込みます)
ほら、成果が上がったら意欲が出たでしょう。
これができなければ、経営ではありません。これができたら、会社全体で110%も夢ではありません。
この方向性にあるとき、社員は成果の上がった社員に敬意を示し、自分も成果を上げられると思います。そして、全員で良くなろうとなります。
現在いる社員が生き生きと楽しく働く職場にすること、それが社長の仕事です。
さあ、大変な仕事ですが、ゴールは見えましたか。いよいよ人事制度づくりへスタートです。