第274話 賃金を上げる前に考えなければならないこと

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第274話 賃金を上げる前に考えなければならないこと

2025-09-10

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全都道府県で最低賃金が1,000円を超えることが決定しました。この大幅な引き上げにより、現在在籍している社員の賃金が最低賃金を下回り、急遽賃金の見直しをしなければならない企業が増えてきました。

最低賃金を下回る社員の対応は必須です。しかし、ここで皆さんに知っていただきたいのは、「最低賃金の引き上げ」が理由で社員の賃金を上げても、会社に感謝することはないということです。実際は「私の賃金はこんなに低いのか!」とやる気を喪失しています。

本来、賃金が上がるのは「その賃金に見合う社員」として成長したからです。企業が事業を存続発展させるためには社員一人一人を成長させることが必要です。これは規模や業種に関係なく共通することです。この「社員を成長させること」に真剣に取り組まなければならないときが来たといえるでしょう。

過去には長く勤めることで経験則が貯まり、その結果として少しずつ成果を上げることができるような時期も少なからずありましたが、激変する今の経営環境においては通用することはありません。

そこで、この激変する経営環境でも全ての企業に共通する原則「組織原則2:6:2」を活用して社員を成長させてください。

企業はどのような環境になっても、相対的に見て「成果の高い社員」が必ず2割はいます。この社員を「やる気がある素晴らしい社員」と褒め称えて終わりにするのではなく、この社員がなぜ高い成果を上げているのかを可視化し、そのやり方を全社員に教えることが必要です。

つまり、全ての社員は常に高い成果の社員のやり方をコピーし、企業はそのための支援をすることで、これからの成長発展につなげるのです。

ここで大事なことは、高い成果を上げている社員が成果の上がっていない社員に教える行動をとることです。バブル崩壊後、日本全体で成果を上げるやり方について社員同士で話をしない傾向になりました。これが30年間、会社の業績が伸びなくなった原因の一つであることは明らかです。

企業は日々高い成果を上げている社員とそのやり方を可視化、共有化する。高い成果を上げている社員はそのやり方を他の社員に教えることでさらに成長し、成果の上がっていない社員はそのやり方を素直に真似して実行する。これだけで、どのような環境でも業績を上げることができるのです。非常にシンプルです。

ここで必要なのが「仕組み」です。優れたやり方を全ての社員に示すことができ、優秀な社員が積極的に教えるようになる仕組みがなければ実現できません。その仕組みこそが「成長シート」です。

成長シートは優秀な社員のやり方を可視化してまとめます。成長シートに書かれてあることを実行するだけで、全ての社員が成長することができるのです。

この成長シートは毎年見直しをすることで、5年先も10年先でも活用することができます。最大のメリットは競合他社に真似されることが一切ないことです。今すぐこの成長シートをおつくりください。

成長シートは成長塾でつくることができます。成長塾について詳しいパンフレット(PDF)をご用意しております。
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