第267話 やる気を引き出す業績検討会議のやり方

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第267話 やる気を引き出す業績検討会議のやり方

2025-07-16

 

 

基本的な「業績検討会議」では、社員のモチベーションを下げてしまう場合が多いようです。

例えば、先月の業績が確定した段階で、その業績を踏まえて先月の業績の振り返りをする会議を行います。それが「業績検討会議」です。しかし、この会議では業績の良くなかった部署・部門、または社員に原因を追及している場合が多く、社員のモチベーションを下げる会議になってしまっています。

会社には会社全体の目標である「経営目標」があり、その実現に向けて各部署・部門がしっかり成果を上げてもらうことを前提に経営をしています。各部署・部門に予定した目標の実現をしてもらわない限り、経営目標の実現はできないのです。

とはいえ、この業績検討会議で業績の悪い部署・部門や社員を叱ったとしても、次回の会議までに良くなることはまず100%ないでしょう。業績が悪い理由は単純です。社員が業績を上げる方法を知らないからです。

どの社員も業績を上げたいと思っていますが、上がらない場合も往々にしてあります。それは決してやる気がないからではありません。日々一生懸命やっていたことが業績を上げることにつながっていないだけです。

業績の悪いことを会議で叱っても意味がありません。もし、社員本人に業績が悪い理由を尋ねても、その大半は誰もが思いつくような言い訳しかできません。いくら時間を費やしても、結局言い訳のオンパレードになり、最後には「本気で仕事してください」といった程度の話で終わるしかないのです。

この業績検討会議を熱気あふれたやる気が向上する会議へと簡単に変える方法があります。それは業績が良い部署・部門、社員に何をしていたのかを発表させる会議にすることです。いわゆる「成功共有会議」です。

業績が良い理由は「業績を高めることができる業務」をやっているからです。その業務のやり方を業績の良い社員に発表させることで、業績が悪い社員は今までやっていなかったことや、やり方に問題があったことに気がつき、この会議でそのやり方をしっかりと学んで明日から業績を良くするイメージができるでしょう。

「今月は業績を良くすることができる」と社員が確信を持てるようにするのが業績検討会議の大事な役割といえます。

これから業績検討会議を行う方は、ぜひこのように進めるための準備をして行ってください。もう既に終えてしまった方は、来月の8月に行う業績検討会議では忘れずにこのやり方を実施してもらいたいと思います。

ただ、この業績検討会議を最も有効にするためには「成長シート」が必要です。高い成果を上げるためには何をすれば良いのかを可視化したこのシートさえあれば、成果を上げた社員はこのシートを使って簡単に理由を説明することができます。成果が上がってない社員は、このシートで何をすればいいかを確認することができるようになります。

成果を上げるためには全て「成果を上げるためにやるべきことをやるだけ」で済むと、組織全体で確認しなければなりません。この成長シートの作成はグループコンサルティング成長塾で行っています。今すぐ業績を向上させたい方はこの成長塾にご参加ください。

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