第270話 「賞与で差をつけてはいけない」理由

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第270話 「賞与で差をつけてはいけない」理由

2025-08-06

 

 

多くの会社で賞与の支給が終わった頃でしょうか。賃金制度がない会社でも、経営者が賞与を決めて支給しています。これは、経営者の中に決め方があることを意味しています。

当然のことながら、賞与が多い社員もいれば平均的な社員、少ない社員もいるでしょう。
経営者はこの違いの理由を説明できるでしょうか?

仮に、賞与を支給するとき経営者が「頑張った社員にはたくさん出す」と発言してしまえば、賞与の金額が違う理由は社員の頑張りの違いということになります。これは社員にとってはとても残念なことであり、実際賞与を支給するタイミングで多くの社員が確実にモチベーションを落としています。

賞与の金額の違いを「頑張った結果の違い」と表現するのではなく「社員それぞれが成長していくことでだんだん増えていく」と説明できる会社にならなければなりません。

この説明ができない会社は、賞与の支給をするたびに社内の雰囲気が悪くなっていきます。社員の立場で考えれば当然でしょう。社内で最も多く賞与をもらえるのは1人だけです。他の全社員はその社員と比べると頑張っていないことになります。社員にとっては賞与で差をつけていると感じ、やがて社員同士で成果を奪い合うようになってしまうでしょう。

社内の雰囲気を良くするには、全員が賞与に感謝するような支給の仕方にしなければなりません。ENTOENTOの人事制度「成長制度」では、それぞれの社員の成長によって賞与が増えていくことを、仕組みで教えられるようになります。

例えば、この成長制度には「成長シート」があります。成長シートで評価した点数「成長点数」が20点の社員は20点の賞与、40点になれば40点の賞与、60点になれば60点の賞与、80点になれば80点の賞与…とすることで、決して賞与によって差をつけているのではないと説明することができるのです。

賞与に不平不満を持つのは、他の社員と比べて賞与が少ない社員です。しかし、成長点数によって賞与の金額が違うと説明できる会社は、仮に他の社員と比べて賞与が少なかったとしても、それは社員それぞれの成長度合いが違うからであり、これからこの会社で成長することで、いずれは同じような賞与になることが分かります。

このように、仕組みがある会社は社員の不平不満を解消することが可能です。仕組みによって経営者は簡単に賞与を決められるようになり、同時に社員の不平不満が全くなくなります。

こうした問題が発生しないよう、多くの時間をかけて賞与を決めている経営者も少なからずいるでしょう。しかし、残念ながら多くの時間をかければかけるほど、結果として社員の不平不満の声を増やすことになっていることに早く気が付いてください。

経営者が賞与を決めているのであれば、既に頭の中には賞与を決める仕組みがあることを意味しています。1日も早くその決め方を仕組みとして可視化し、社員に説明してあげてください。その結果として「社員の成長に伴って賞与をたくさん出してあげたい」「社員の物心両面を豊かにしたい」という経営者の想いを社員に知らしめることができます。

賞与を決める際、なかなか時間がかかって決められない経営者は、グループコンサルティング「成長塾」にご参加ください。ボタン1つで賞与を決めることができるようになります。
激動の時代の今、賞与の決定に多くの時間を投入している場合ではありません。社員が納得して成長する仕組みを今すぐつくってください。

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