第268話 社員からの難しい質問に答えられる仕組み

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第268話 社員からの難しい質問に答えられる仕組み

2025-07-23

 

 

「私の今の評価は60点ですが、 80点になったら昇給と賞与はどれぐらい増えますか?」
社員からこのような質問をされたとき、具体的な金額やその金額の理由まで答えられるでしょうか。

人事制度をつくる際、経営者が解決したい悩みの一つは、社員の評価と賃金に対する質問に答えられるようになることです。

社員を大切にしている経営者は、会社の業績が高まれば昇給・賞与をたくさん出してあげたいと思っています。しかし、社員の評価や賃金の決定は経営者の勘で行っているため、このことを社員に説明するのはとても難しいという悩みを抱えているのです。

この悩みを解決できると考えて人事制度をつくった経営者は多いでしょう。ところが、実際に人事制度をつくってみても、社員の評価と昇給・賞与の金額を連動させて説明することは難しいことが分かります。冒頭の社員の質問には残念ながら答えられないままというケースが往々にしてあります。

私たちが提唱している人事制度は、社員の成長のためにつくります。その結果として全ての企業に必要な「業績の向上」を実現する仕組みとなるのです。

業績の向上のために必要なのは社員の成長です。その社員の成長を支援するためのツールとして「成長シート」があります。社員の評価と成長の度合いを、成長シートで成長点数として数値化し、この成長点数によって昇給・賞与が明確に決められるようになります。

「社員の成長点数が何点であれば、昇給・賞与はいくらになる」と事前に説明することができる仕組みです。ですから「自分が成長したら昇給・賞与はどうなりますか?」といった質問は、会社にとって嬉しい質問になることは間違いありません。そして簡単に答えられます。

今後、この日本において人事制度をつくるのであれば、社員本人の成長によって昇給・賞与がどのぐらい増えるのか会社が事前に説明できなければ「定着」も「成長」もしないという覚悟が必要です。

この仕組みができれば、黙っていても社員は「成長するためにはどうすればよいか」と考えるようになります。そしてその結果として受け取る昇給・賞与に対して、不平不満は一切持たないようになるでしょう。

もちろん、社員として成長していても会社の業績が厳しいために昇給・賞与が下がる可能性はゼロではありません。しかし実際にそうなったとしても、それを理由に辞める社員もいなければ、不平不満を言ってくる社員もいないでしょう。これは、経営者にとってみればとても安心して経営ができることにつながります。

これからの人事制度は、社員の成長と昇給・賞与がしっかりと連動する仕組みでなければなりません。そういった仕組みをつくりたい方は、グループコンサルティング「成長塾」へお越しください。

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