第317話 日本で一番簡単に業績を上げる方法
2026-07-29

全ての会社が存続発展のために業績向上を目指して経営をしています。
しかし、全ての社員が一生懸命仕事をしているにもかかわらず、なかなか思ったように業績が上がらないという思いはないでしょうか。
この大きな経営環境の変化の中で業績を上げることは至難の業だと思っている経営者は多いでしょう。そこで、あらゆる情報収集を行った結果、「何か今までとは格段に違った取り組みをしなければ、この閉塞感を打開して業績を上げ続けることは難しい」という考えに至っているかもしれません。
しかし、経営者が「難しい」と考えるような新しい取り組みを、どれほど上手く説明できたとしても、社員が前向きになることはかなり難しいと言わざるを得ないでしょう。
実は、業績を1.5倍にするくらいであれば、それほど難しいことではありません。
もともと、組織の中には2:6:2の原則があります。高い成果の社員が2割、まあまあの成果を上げている社員が6割、これから成果を上げていく社員が2割。これは会社の規模に関係なく存在しています。全ての会社にこの組織原則はあり、10年前も現在も、そして10年後にもこの組織原則は存在しているのです。つまり、常に我が社の中には既に高い成果を上げるやり方が存在していることに気がついてもらう必要があります。
ところが、欧米の経営学を学んだ日本の経営者は、社員をいかにやる気にさせるか、または成果の低い社員をどう指導して成果を上げさせるかといった問題ばかりに関心があり、その解決のために社員教育に力を入れてしまいます。
このやり方では、成果の低い社員を叱咤激励するマネジメントの仕方になります。ですが、実際にこのマネジメントで社員の成果が上がったことはあったでしょうか。社員教育だけではかなり難しいでしょう。
ここでよく考えてみてください。我が社の中には既に高い成果を上げている社員がいるのです。もし「高い成果を上げている社員が一体何をしているのか」を可視化できたら、それを成果の上がっていない社員に説明し、取り組むようにするだけで業績は向上します。特に、今まで成果の上がっていなかった社員は大喜びです。
今まで1,400社以上の人事制度の構築支援をしてきましたが、成果の上がっている上位の2割の社員が何をして成果を上げているかを明言できた経営者はほとんどいません。
成果を上げている社員とそうでない社員の違いは何であるか。これが明確になったら、基本的に1.5倍以上業績を上げることが可能です。
しかも、その成果を上げている社員のやっていることは、同じ社員から見れば決して難しいことではありません。つまり、その成果を上げている社員のやっていることさえはっきり分かれば、簡単にすべての社員が成果を上げることができるようになります。
今まで上司が指導していた内容は、この成果を上げている社員のやっていることではない場合が多いのです。逆にこれが分かれば、簡単に業績は1.5倍以上になります。
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