第314話 業績を上げるヒントは社内にある

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第314話 業績を上げるヒントは社内にある

2026-07-08

 

経営者は会社の業績を上げるために日夜邁進しています。

たとえば、他社の優れた取り組みを参考にするベンチマーキングや、社内外のセミナー・研修に参加することを繰り返しているでしょう。中には、新規事業の紹介や説明を聞き、自社でも取り組もうとされている経営者もいらっしゃるかもしれません。

しかし、大切なことを忘れています。社内には既に、少なくとも1.5倍以上業績を上げることができる「ヒント」があることです。全ての企業には共通して、優秀な社員が2割、まあまあの社員が6割、これからだという社員が2割いる「組織原則2:6:2」があります。

会社全体の業績を上げようと考えたとき、多くの日本企業は下の2割の社員の指導をしようとします。ところが、さまざまな教育を行っても、この下の2割を継続して上手に成長させることができた事例はほとんどありません。

社員のモチベーションアップを考えなければならないという意見もありますが、入社時点でモチベーションが低かった社員はいないでしょう。残念ながら、会社に入ってからモチベーションを落としているのです。

成果が上がらない社員のモチベーションを上げるために多くの時間をかけるよりも、高い成果を上げている社員が一体何をしているのかを明確にすることの方が100倍重要です。

高い成果を上げている社員が何をしているのかさえ明確になれば、多くの社員はそれを同じようにやればいいだけです。

同じ会社の社員がやっていることであれば、「自分にもできる」と思い、全ての社員はそのやり方に取り組むでしょう。上司は、その内容を部下に分かりやすく説明するだけでいいのです。これにより、不況業種の魚屋が東証プライムに上場することができました。

優秀な社員が何をして成果につなげているのか、その内容を「重要業務」として可視化できたら、今日から業績を上げることができます。

全ての社員は、高い成果を上げて褒めてもらいたいと思っています。上司から示された内容に取り組むだけで成果が上がるのであれば、社員も嫌な顔はしないでしょう。

業績を上げるためには、何か難しいことをやるわけではないと知ってください。難しいことをやったら、長続きすることはありません。業績を上げるヒントはすでに社内にあり、そのやり方を共有することが業績向上になると知っていただければと思います。

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