第211話 4000万円を4400万円にするのがチャレンジ、1000万円を1100万円にするのは学び

ダントツ日本一の人事制度支援数
過去20年間で支援実績1,392
042-542-3631
お問い合わせ 資料請求

第211話 4000万円を4400万円にするのがチャレンジ、1000万円を1100万円にするのは学び

今、中小企業の経営者は、これから毎年「賃上げ」するためにはどのような対応をすればいいのか悩み続けていることでしょう。

この賃上げに関しての悩みは2030年の半ば、最低賃金の平均が1500円になるまで続くことは間違いありません。賃上げできない会社は、優秀な人材の流出に加えて、新たに社員を採用することも難しくなるでしょう。

このかつてない難局を乗り切るためには、賃上げはしなければなりません。しかし、賃上げするためには会社の業績を上げる必要があります。業績を上げるためには何をするか、経営者は日々頭を抱えているでしょう。

その結果、最初に思い立つのは「何か新しいことに取り組もう」です。今までの取り組みでは今までの業績にしかならない、今まで以上の業績を上げるためには新しい取り組みが必要だと思うでしょう。これは一般的な考え方ですが、決して簡単なことではありません。

しかし、中小企業でも今すぐ会社全体の業績を上げる方法があります。
例えば営業社員が10人いたとします。その中でトップの営業社員は4000万円の売り上げを上げていたとします。一方、新人の営業社員は1000万円の売り上げです。このように、社員によって売り上げに違いがあるとき、経営者は「4000万円を売り上げているトップの社員に、もっと売り上げを上げてもらいたい」と期待しています。経営者は優秀な社員に期待する傾向があります。仕方のないことですね。気持ちは分かります。

既に4000万円の売り上げを上げている社員が4400万円にするためには、新しいことに取り組まなければなりません。しかし、新しいことに取り組んで成功する確率はせいぜい 2割ほどで、8割は失敗するでしょう。簡単にはいかず、時間もかかるでしょう。

そこで、既に高い成果を上げている社員に今以上の成果を期待するよりも、成果の上がっていない社員の成果を上げる方が簡単です。

売り上げが1000万円の社員は、どうすれば1100万円を売り上げることができるか分かっていません。実際に4000万円を売り上げている社員のやり方を可視化し、社員に共有化するのです。これにより、売り上げ1000万円の社員は「そうか、このやり方をすれば1100万円売り上げることができる」と、明るく元気に、笑顔で挑戦することになるでしょう。

この挑戦は失敗しません。なぜなら、既に4000万円売り上げている優秀な社員が社内に存在しているからです。この優秀な社員に、成果を上げるやり方を教えてもらうことで、1000万円の社員は苦労せずとも1100万円の売り上げを上げることができるでしょう。これができるかどうかで、スピーディーに業績向上ができるかどうかが決まります。

「中小企業だから現状の売り上げがやっと」という考え方は否定しなければなりません。我が社には、高い成果を上げる社員と成果を上げられていない社員がいる。大至急成果を上げるためには、今まさに成果を上げている社員のやり方を、全社員で共有化をするのです。

特に、この成果を上げている社員は、成果を上げるやり方を他の社員に教えたことで、今まで以上に高く評価します。こうすることで、会社全体の業績が今までよりもスピーディーに高くなります。

今まで成果を上げられなかった社員は成果が上がるようになり、評価が高くなる。既に成果を上げている優秀な社員は、そのやり方を他の社員に教えたことでもっと評価を高める。つまり、全社員がハッピーになり、同時に業績を向上することができるのです。

このように、全社員が明るく元気に楽しく成長する、そして簡単に全社員の賃上げができる方法を学びたい方は、今すぐ成長塾にご参加ください。

成長塾のお申し込みはこちらから↓
https://www.1ess.com/consulting/seichojuku/schedule/

●コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。



  ※ 成長塾についてはこちら

  ※ 資料請求はこちら

  ※ 松本順市の書籍はこちら


PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME