第7話「大手企業の人事制度は役に立たない」

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第7話「大手企業の人事制度は役に立たない」

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全ての仕組みは小さく生んで大きく育てます。

仮に従業員数5人の会社が10人になり問題が発生したとすると、10人の会社が30人になるとまた違った問題が生じます。100人になったらまた違う問題が生まれるでしょう。

人事の問題は基本的に従業員数が多くなるにつれて違った問題が出て来ます。
そのため、人を育てる人事制度もその都度その問題を解決しながら見直しが必要になってきます。

仮に今ある人事制度が今の規模の10倍になった時に見たら、その時はその時の人事制度で十分だと気がつくでしょう。
ところが10年後に組織の規模が10倍になった時の人事制度を見て、今の規模の企業はそれを参考にすることは無理です。

なぜなら発生もしていない問題を解決するために見直しした人事制度は、今の規模の企業には過剰品質だからです。

多くの中小企業が大手企業の人事制度を参考にしようとしています。そのため、笑えないような本当の話があります。それは、人事制度の説明会で人事部長が説明した後に、社員からある質問がありました。

「○○について書いてありますが、詳しく教えてください」

その社員の質問に、人事部長が首を傾げて隣に座っている社長に尋ねました。
説明している人事部長も良く分からなかったからです。
その質問を受けた社長がまた壇上で、「自分も良く分からない」と答えました。

そのやりとりを聞いていた社員は何と思うでしょうか。
人事部長も、ましてや社長も分からない人事制度を導入しようとしている現実を社員が知ることになります。

人事制度は内容が段々向上していくことになります。

向上とは、今の人事の問題を解決するために、見直しがされたということです。

人事制度を作る時の大事なコツは、人事上の現状の問題点である
○社員が定着しない
○社員が成長しない
○優秀な社員が採用できない
そんな問題点を1つずつ解決しながら見直しをしていくことです。

参考になるものは何もないと考えることの方が大切です。

今ある問題を解決しながら人事制度の見直しをしていく。
これこそが、今いる社員をさらに成長させる素晴らしい人事制度のつくり方なのです。

決して大手企業の人事制度のモノマネはしないでください。ほぼ100%失敗します。



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