第30話 昇給・賞与に納得できない理由は別にある

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第30話 昇給・賞与に納得できない理由は別にある

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※夏期休業のため、8/11の今週の提言はお休みいたします。
 次回の今週の提言は、8/18に配信予定です。
 夏期休業に伴う対応につきましてはこちらをご参照ください。

「先生、聞いてください。こんなに一生懸命つくった人事制度に社員が不平不満を言ってくるのです。まったく……本当に腹立たしいです」

先日、ある経営者から頂いたご相談です。ときどきこのような嘆きともとれるような相談があります。

人事制度について納得している社員はどれほどいるでしょう。

「評価に納得できない」
「昇給・賞与の決め方に納得できない」

評価や昇給・賞与の決め方を人事制度としてまとめ、社員に直接説明をした会社ですらその状態が普通です。しかし、その社員の反応に経営者は納得できない気持ちになるでしょう。

ただし、人事制度の目的は、この会社に縁あって入った社員をすべて成長させること、そして物心両面豊かにすることです。この目的を叶えるために人事制度があるとすれば、社員の納得がなければなりません。

つまり、不平不満がない状態になるまで人事制度の見直しをすることが必要なのです。全社員が納得したときに初めて、人事制度は社員の成長に対して100%のパワーを発揮することになるでしょう。

元々、社員の人事制度に対する「納得できない」という気持ちが最初に生まれるのは、評価についてです。そのためその納得しない評価をもとに決められた昇給・賞与にも当然のことですが納得できないでしょう。ですから、まずは社員に評価に納得してもらうことが必要になります。

私が指導している成長シートは、最も高い成果を上げた社員をモデルとしてつくります。その社員が上げている成果は何であるのか、その社員がその成果を上げるために行っている重要業務があるのかを明らかにして記載します。その重要業務を遂行するために必要な知識・技術、そして、この会社であるがゆえに守ってもらいたい考え方や価値観を勤務態度としてまとめて成長シートをつくります。

「私のやっている重要業務を入れてください!」
たとえば、成長シートの重要業務に納得できない社員はこのような質問をしてきます。

この社員の不平不満に対する答えは明確です。
「その重要業務を実践し、期待成果の数字をもっと上げられるとわかったら、重要業務として成長シートに入れましょう。どうですか?」

これだけです。期待成果を上げる重要業務であれば、成長シートに入れる。そうでなければ、成長シートには入れない。その明確な基準によって、社員は常に高い成果を上げるためにはどの重要業務をしたら良いか、考えることになります。

すべての社員はこの会社で高い成果を上げて褒めてもらいたいと思っています。そのためその方法を知りたいと思っています。それを全社員から次から次へと質問してもらって対応をしていき、誰からも質問が出なくなったときに、成長シートは完成となります。

そして成長シートが完成となったとき、評価に対する不平不満はなくなり、昇給・賞与に対する不平不満も半減することになります。

昇給・賞与に対する不平不満を聞いて、多くの企業は昇給・賞与を増やせば納得するだろうと勘違いしてしまいます。なぜ昇給・賞与に対する不平不満があるのか、突き詰めていけば根源は評価であることをまずは知ってください。

私は、現在日本で唯一の人事制度を可視化する場所である成長塾で次のように提案をしています。

「人事制度を全て同時に導入することは控えてください。まずは、成長シートを核とする成長支援制度から導入し、社員の不平不満に答えていってください。やがて社員がこの成長支援制度に全員納得するときが来ます。その後に処遇制度(ステップアップ制度・賃金制度)を導入してください

驚くかもしれません。今まで人事制度とは評価と処遇を決める仕組みでした。ですから評価を決める仕組みと処遇を決める仕組みを同時に導入することが当たり前だったからです。しかし、処遇を決める制度を導入し、賃金の決め方まで発表した会社は、社員の不平不満を聞くことはありません。つまり永遠に社員の納得する運用はできません。

納得の運用とは、社員も経営者も納得して運用することです。運用できない人事制度は後生大事に金庫にしまうようなものです。役に立つことはありません。

本当に人事制度を活用したい、役に立つ制度として運用したいと考えるのであれば、成長支援制度から段階的に運用をスタートすることをおすすめします。

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