第59話 生産性を高める経営者・経営幹部の仕事の仕方

ダントツ日本一の人事制度支援数
過去17年間で支援実績1,306
042-542-3631
お問い合わせ 資料請求

第59話 生産性を高める経営者・経営幹部の仕事の仕方

2021-03-30

最新セミナー情報
次回セミナーの詳細が決まりましたら、HPでご案内します。

書籍のご案内
新刊発売!(9/18)Amazonで1位獲得!【60分社長シリーズ】最新刊
中小企業経営者のための、新型コロナ環境に適応し成長するための人事戦略
その他の著書に関しては、書籍のご案内を参照ください。

企業経営において「生産性」は最も重要な経営指標になりました。
ほとんどの会社がその生産性の向上に取り組んでいるでしょう。
生産性向上について簡単に説明すると、短い時間でより多くの成果を上げることです。

生産性は単純に時間を短くすることではありません。勘違いをして、ゆっくり歩いている社員に「走れ」と指示をした上司がいますが、この上司は全く生産性について理解をしていないことになります。
生産性の高い会社は淡々と仕事をしています。怒鳴っている声は聞こえません。走っている社員もいません。「しーん」と静かな中で着々と生産性は向上していくのです。
この生産性を向上させるときに、階層ごとに、または職種ごとに生産性の低いところを見つけ出し、そこを重点的に、生産性を向上させることが必要です。職種でいえば生産性が一番低いのは営業社員です。階層で言えば一番生産性が低いのは、意外かもしれませんが管理職層、そして経営者です。

例えば経営計画書をお持ちの会社では、事業年度の初めに経営者・経営幹部はこれからの1年間何に取り組むかを全社員に公表しているでしょう。その「やるべきこと」を1年間全く変更せずに継続して取り組んでいる会社がありますが、この会社は生産性が低いと言えます。
なぜなら年度始めの経営計画書に書かれた「やるべきこと」はあくまでも仮説です。これから1年間どのような環境変化があるか分かりませんが、その中でも「このような環境だろう」と環境変化を想定し、成果を上げるための「やるべきこと(重要業務)」を経営計画書にまとめます。

しかし、この仮説(重要業務)を検証している会社はほとんどありません。
多くの会社は、毎月毎月その「やるべきこと」がやれているかだけを確認しています。

何が抜けているのでしょう。
その「やるべきこと」をやって成果が上がっているか、因果関係の確認が抜けています。

成長シートがあれば、その「やるべきこと(重要業務)」が管理職層の成長シートに書かれ、そして重要業務との因果関係がある期待成果が掲げられています。3か月ごとにその成長シートで評価することになりますが、3か月後にそのやるべき重要業務を行っているにも関わらず、思ったように期待成果の成長基準が2点、3点、4点と良くなっていないとすれば、「この重要業務はその期待成果を上げるための重要業務ではない」ことを教えてもらったことになります。

ここで生産性の高い経営者・経営幹部は、成長シートに書いてある重要業務をやめることになります。
生産性の低い経営者・経営幹部はここで今までのことをやり続けながら、また新たな重要業務を追加しようとします。そして忙しいという中で、結局一番成果を上げるための重要業務ではない業務に一生懸命取り組むことになります。これが生産性の低い企業の特徴です。

生産性の高い企業は、事業年度の最初に決めたその重要業務が3か月後に重要業務ではないと分かったらやめて、新たな重要業務を記載して今後の3か月間取り組むのです。

ほとんどの会社は1年経った時に、年度始めに掲げた重要業務が期中で変更が必要であることに気が付くでしょう。今までもそうです。ましてやこの新型コロナの環境の中で、経営計画書に書いてある重要業務を1年間継続している会社は、相当生産性が低くなっていると知らなければなりません。

経営計画書は、幹部が集まって1泊研修でまとめる会社もあるぐらいです。
ただそれはあくまでも仮説。大事なことはそれをまとめること以上に重要業務を実践して成果があるかを仮説・検証することです。こちらが何倍も重要です。
このやり方を実行すれば、経営計画書がとても有効に活躍することになるでしょう。



  ※ 成長塾についてはこちら

  ※ 資料請求はこちら

  ※ 松本順市の書籍はこちら

  ※ メールマガジンの登録はこちら ↓↓↓

●コラムの更新をお知らせします!
コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。


PAGE TOP




MENU

CONTACT
HOME