第109話 部門別管理上の問題に気がついていますか?

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第109話 部門別管理上の問題に気がついていますか?

2022-05-10

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中小企業でも、2つ以上の事業を行っている企業が数多くあります。その場合、部門別管理を行い、部門ごとに損益計算書を作成しています。この損益計算書で、部門別に業績の良し悪しを判断しています。各部門の現状を正しく把握するためには大切なことでしょう。

この2つ以上の事業を行っている企業は、昇給や賞与の決定を「部門ごとに判断するのか」、それとも「企業全体で判断するのか」、2つのうち1つを選択しています。

もし、昇給・賞与も部門ごとの業績によってそれぞれ決定しているとすれば、部門間の協力体制はほとんどありません。同じ企業でありながら部門が違うだけで、お互いの部門で困った時に助け合う環境がありません。

通常であれば、同じ企業の社員が他の部門で困っているときに、応援してあげようという気持ちになるでしょう。または、自身の部門の業績が良ければ、そのやり方を他の部門にアドバイスするでしょう。ところが部門ごとに昇給・賞与を決めている企業では、このような関係は全く見当たりません。

部門ごとに損益計算書を作成することは大切です。しかし、それは部門ごとに努力した結果を見るものであり、企業全体で一緒に良くなろうとする場合には、各部門の知恵を出し合い協力関係をつくらなければなりません。そのためには、昇給や賞与を決めるときは企業全体の合計の業績で行わなければなりません。

私は前勤務先で最初の新規事業を立ち上げました。その新規事業は事業スタートの月から高収益を実現することができました。これも実は他部門の全面協力があったからこそ実現できたのです。企業全体で昇給・賞与を決める仕組みになっていたため、全面協力体制がありました。

もし、2つ以上の事業を行っていて部門間での協力体制がない場合、間違いなく部門ごとに昇給・賞与を決定しています。「我が社はどうして協力体制がないのか」と嘆く前に、この処遇の決め方に問題があることに気がついてください。

通常、経営者が問題だと思うことは、大抵企業の中にある仕組みに原因があります。社員の行動を問題視するのではなく、我が社にある仕組みの問題を見つける方が先でしょう。

なぜなら、同じ企業の社員であればお互い協力し合うのが当然です。協力体制ができていないとすれば、それは社員が「そうせざるを得ない」、または「そうするのが自分たちにとって都合が良い」と判断するような状況になっています。これでは社員が一般・中堅・管理職と成長していき、やがて経営者として活躍する時、間違った経営判断をする経営者になってしまう恐れがあります。これがとても心配です。

昇給・賞与を決めるときには企業全体で決定してください。



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