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第174話 毎年賃金をリスクヘッジして上げる方法

2023-09-12

これから毎年、賃金を3%以上は上げると発表する経営者が増えてきました。今後も多くの会社が賃上げ率を発表するようになるでしょう。

平均賃上げ率3%は、平均給与30万円の会社であれば一人当たり9000円賃金を上げたことになります。この金額を見ると、とてもリスクがあるように感じるでしょう。しかし、リスクのない賃金の上げ方があります。その方法であれば、経営者の悩みを解決することができます。

賃上げすることが会社のリスクになる理由は、業績が厳しいときでも一度上げた賃金を下げることができないからです。そのため、社員に正しい教育をしなければなりません。

全ての経営者は、業績のいい時に賃上げをします。この賃上げに最も影響を与えるのは、業績の良し悪しであることの教育が必要でしょう。

仮に賃上げ率3%であるとすれば、賃金を3%上げるために必要な売上高・粗利益は簡単に計算できます。つまり、賃上げ率3%を実現するための売上高・粗利益は、前もって社員に経営目標として説明できるのです。

この説明ができれば、社員は大切なことを学びます。
「経営目標の売上高や粗利益が達成できなければ、賃上げ率3%は実現しない」
決して会社が賃金を出し渋っているわけではありません。

社員は賃金を上げてもらいたいと考えているでしょう。そのためにどうしたら良いかを考えてもらう必要があります。それが業績の向上です。

業績を向上するために一番簡単で早い方法は、我が社の優秀な社員が成果を上げているやり方を、全社員が学び実践することです。それができれば、社員の成果が上がり、結果として会社全体の業績を上げることができます。

そのために今、激動の環境でも間違いなく成果を上げている優秀な社員のプロセスを成長シートで可視化し、全ての社員に共有化をしなければなりません。

「業績を上げる方法」と社員が聞くと、とても難しいとイメージします。しかし同じ会社の同じ社員がやっていることであれば、決して難しいという思いにはなりません。この優秀な社員をモデルにした成長シートは、まさにこの賃上げ率3%を実現するために最も重要なツールになるでしょう。もしまだ成長シートを作成してなければ、今すぐ作成をしてください。全社員が成長シートで成長します。

これからの日本では「賃上げ率」が大きく注目される経営指標になります。その関心に沿った形で経営目標を立てるときが来たといえるでしょう。貴社では、社員に賃金を3%上げると宣言できるでしょうか。

 


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