第1話「成長シートに経営者の考えが可視化される」
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最近の日大アメフトの問題。日本ボクシング連盟の問題。
スポーツ界の様々なことが話題になっています。
それを見て経営者は経営者なりの評価をします。
「スポーツは勝つことが大切だ。勝つためなら手段を選ばない」
と言った経営者もいるし、
「勝つことがすべてではない。しっかりとルールを守ってスポーツマンシップに則って勝つことが大切だ」
と言った経営者もいます。
勝つ結果を重視する経営者と、勝つためのプロセスを重視する経営者と、まったく考え方が違います。
その経営者の考え方を簡単に説明することは難しいでしょう。
ただし、成長シートを作ると経営者がどのような社員へ育てたいのかが、ひと目で分かります。
成長シートは成長した優秀な社員をモデルに作成するからです。
経営者の考えた通りに優秀になった社員像がわかります。
いわゆる成果主義は、勤務態度はまったく関係ないと経営者が断言したことになります。
そのため成果を重視している会社は、組織風土が悪くなります。
その結果として、社員がどのように成長していくのか、そのことがすべての答えになります。
社員の成長とは、この組織で一般職・中堅職・管理職と成長し、そして継続的に成果を上げていくことです。
どちらの内容の成長シートがこの想いを実現することになるかは、明明白白でしょう。
5年後にハッキリします。
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