第32話「生産性の高い社員の賃金が高くなる」

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いよいよ4月から日本全体で働き方改革がスタートします。単純に残業の短縮ではなく、削減でもなく、生産性を上げることでしかこの働き方改革に成功する道はありません。

社員の立場で考えると、日々の残業時間が減っていくことになります。今までは、この残業することによって残業代を得て、それが生活費の一部になっていることが当たり前でした。本来であれば、この残業代は残業があるときに限って支給されるものであり、会社の状況によって変動する特徴があるため、受け取った社員はそれを特別なものとして扱う必要があります。

つまり残業代を生活費の一部にしてはいけないのです。ところが実際は、この残業代が生活費の一部になっているため、大変な問題が起きることになります。

生産性を向上させると残業時間が短縮されるため、当然ながら残業代が減少します。社員にとってみれば、それは一生懸命生産性を向上させたら残業代が少なくなり、結果として自分の年収が減るという残念な結果になります。

そのことに気が付いた社員は、会社が生産性を向上させようとする働き方改革に協力しなくなります。働き方改革に取り組む経営者は、このことを前もって分かっていなければなりません。

つまり今回の働き方改革の目的は生産性向上であり、生産性の高い社員が優秀だと評価されるように成長シートを作成し、社内でオープンにします。

これにより生産性の高い社員が評価されると約束されます。そして今まで受け取っていた残業代は、社員の成長によって増えていく「成長給」に合算されることになるでしょう。

または、それが確かな生産性向上の仕組みになっていなければ企業としては不安になるため、その金額を賞与として支給するということもあるでしょう。

少なくとも働き方改革を取り組んだ社員は、今までの年収を保障されることが大前提となります。そして働く時間が短くなるということです。社員にとっては一切不利になることはありません。

企業にとっても、生産性の高い社員へ成長することは、仕事量が拡大したときに、突然増えた仕事量に対して生産性の高い働き方でそれをこなすということになりますので、全く問題ありません。

これからの企業は、生産性の高い社員として成長してもらい、今まで以上に利益率の高い企業に発展することが可能になります。

そのための、社員との「年収は下がらない」約束はとても重要なポイントになるでしょう。



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