第133話 生産性向上のために自社の中で宝探し

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第133話 生産性向上のために自社の中で宝探し

2022-11-01

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「賃金を上げるためには生産性を向上させなければならない」と、経営者、学者、専門家の意見が一致しています。

それでは生産性を上げるためにどうしたらよいか? その解決策について、全ての企業に活用できる具体的な方法がいまだに出てきていません。それほどまでに生産性の向上は難しいことなのでしょう。

しかし、生産性の向上はそれほど難しいことではありません。それはあらゆる企業の中に生産性の高いやり方が既にあり、生産性が高い社員や拠点(店舗、営業所など)が存在しているからです。

一度、社員間または拠点間で生産性を算出してみると分かります。私は前職の小売業の会社で「人時生産性」という生産性指標を活用していました。3店舗のとき、会社全体の人時生産性は2,600円でした。ところがこの2,600円は会社全体の平均値です。ここが重要ですのでもう一度言います。【平均値】です。店舗ごとに生産性は違います。同じ業種ですので、生産性の数字は店舗間で比較することができます。

それにとどまらず、同じ店舗であっても、ある日は2,600円、次の日は3,000円、さらに次の日は2,200円と生産性指標は日々変動します。これはやっていることが日々違っていることを意味しています。これを因果関係と言います。「やっていること」が違うから、結果としての「生産性」が違うのです。

1か月間の平均は2,600円だとしても、3,000円の日があるのであれば、その日にやっていたことを店舗全体で共有化することで、少なくとも毎日3,000円の店舗にすることができます。難しいことでしょうか。生産性の向上ができていない理由は、それぞれの会社の中にある生産性の高いやり方が可視化、共有化されていないだけです。

このやり方の共有化を行い、人時生産性が2,600円から当時の小売業界で日本一の5,600円になりました。

生産性を高めると言うと大上段に構えて何か目新しい、難しいことを行わなければ実現できないというイメージがどうもまかり通っているような気がします。難しいことは続きません。難しいことをやり続けるのであれば2,600円の生産性を5,600円にすることは到底無理だったでしょう。社員が楽しく和気あいあいと続けることができたからこの5,600円という生産性を実現することができたのです。

どうぞ自社の生産性指標を明らかにし、日々やっていることの違いを明らかにしてください。

また、拠点が増えれば増えるほど、拠点によって生産性の違い、やっていること(業務)の違いも増えていきます。それを全組織に共有するのが経営者・経営幹部の仕事です。だから「生産性を上げろ」と言う必要はありません。「こういうことをすれば生産性が高くなる」と社員に説明するだけです。そうした共有をすることで、全社員が一緒に生産性の高い社員として成長することができます。

難しいことではありません。一度そのやり方に挑戦してみませんか?

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